シリーズ「祈り」では、日本人特有の祈りの文化や自然観そして死生観など、現代社会に求められる日本人の心のあり方のひとつとして、今注目されている各界のオピニオンリーダーの考えやそのライフスタイルを紹介。さらには日本の伝統美や先達の智慧などさまざまな角度から「祈り」をとらえてまいります。
おかげさま、MOTTAINAI など日本人が忘れかけていた心の文化を再認識することで、命のつながりや生かされていることへの感謝のこころなど、慌ただしい現代生活での心の潤いになればと考えております。
シリーズ「祈り」では、日本人特有の祈りの文化や自然観そして死生観など、現代社会に求められる日本人の心のあり方のひとつとして、今注目されている各界のオピニオンリーダーの考えやそのライフスタイルを紹介。さらには日本の伝統美や先達の智慧などさまざまな角度から「祈り」をとらえてまいります。
おかげさま、MOTTAINAI など日本人が忘れかけていた心の文化を再認識することで、命のつながりや生かされていることへの感謝のこころなど、慌ただしい現代生活での心の潤いになればと考えております。
拓殖大学国際学部教授 呉 善花さん 掲載2009.3?5
日本文化を研究するなかで世界最高の芸術は日本にあると語る、呉 善花さん。
世界中から集まってきた学生に「日本の歴史と文化」を講義するなかで、一見日本文化とは関係のなさそうな若い世代にも、日本人が意識していない日本人独特の美意識や命の捉え方を強く感じると言います。
ご自身、日本文化を住まいに持ち込めないかと考え、マンションのウォークインクローゼットを茶室に変え、お仏壇と神棚を祀る「祈りの小部屋」を設えるほど、日本文化の奥の深さに魅了されていると語ります。私たちが忘れかけている世界に誇れる日本のこころ、日本の美について伺いました。
監督/俳優 役所広司さん 掲載2009.6
国際的にも評価の高い日本を代表する俳優・役所広司さん。2009年6月、自らの原案による初監督作品『ガマの油』が全国公開。
「見終わったとき『人生を前向きに生きていこう』と思える大人のファンタジーにしたかった」と語るその作品は、ガマの油という以外なモチーフを通
して、人を結ぶ「絆」を温かく描き出しています。
生と死、そして本当のしあわせとは?この作品に込められた監督、役所広司さんが問いかけるそのメッセージとは。
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花道家・花芸安達流二代目主宰 安達曈子 安達 育さん 掲載2009.7?8
現在30歳という若さで、名高い花芸安達流の二代目主宰を勤める安達 育さん。3年前に他界された母、奇才と謳われた初代安達曈子(とう子)さんからの「人の心に響く花を生けるには、日頃から磨き上げた自分の技や個性を入れ込みながら、花の命を輝かせなければならない」という教えが心にいきているそうです。 生けた花のその輝く命が、生けた人と見る人との心を優しくつないでくれる・・・と語る安達 育さんに「心に咲く花」をテーマに生け花の心について伺いました。
写真家 野町和嘉さん 掲載2009.9?10
2009年の紫綬褒章受賞の直後、野町和嘉さんの写真展「聖地巡礼(東京都写真美術館)」で聞いた話がとても印象的でした。それは、若い頃にサハラ砂漠に旅した時のこと、生命の気配すら感じない夜の砂漠の真ん中にたった独り、その時見た満天の星に、生命のつながりを感じたというもの。
「祈りのかたち」を求めて世界中を飛び回り、衝撃的な写真を数多く発表している野町和嘉さんに「人はなぜ祈るのか」をテーマに寄稿していただきました。
御家流香道二十三代宗家 三條西 堯水さん 掲載2009.11〜12
仏教では仏様への大切な捧げものである香、花、灯明の三つを合わせて「香華灯明(こうげとうみょう)」と呼びます。
中でも香は、場や人を清める重要な役割を担っていました。
心身を清める祈りの香りは、いつしか枕草子や源氏物語などの宮廷文学に見られる「移香(うつりが)」などの香を楽しむ雅びな文化を生み、さらには日本を代表する芸術「香道」にまで高まりました。根底に祈りの心を置き、日本の揺らぎの文化に育まれた「香」の世界について、500年の歴史を持つ御家(おいえ)流二十三代宗家 三條西 堯水さんにお聞きしました。
第1回 祈りの「香」が雅の文化に、そして道へ
香と祈りの密接な関係|香りを楽しむ優雅な文化の誕生
特 別 現代に生きる祈りの香「お線香」
第2回 揺らぎを体感する和の香の楽しみ方
揺らぎの体感「聞香」の世界を観る|和の香の手軽な楽しみ方
植物生態学者 宮脇 昭さん 掲載2010.1
「人類のいのちは緑に依存しています。生きるため、愛する人を守るために、木を植え、森をつくる必要がある」森林の再生に取り組み、これまでに国内外1,600カ所以上に植樹。
「日本一たくさんの木を植えた男」植物生態学者 宮脇さんが自然と共に暮らしてきた日本人の深い智慧を語ってくれました。
宗教学者 山折 哲雄さん 掲載2010.3
2005年から、私たちの国は死亡者数が出生者数を上回りました。
これからの日本人は、生きることも 死ぬことも同じ比重で考えていかなければならないと山折哲雄さんは語ります。
人生80年、長生きの時代を私たちはどのように生き抜くのか。
釈迦入滅から2500年後の現代までを 自在に読み解く現代屈指の宗教学者 が考える「生きる作法 死ぬ作法」とは。
東京藝術大学学長 宮田亮平さん 掲載2010.5
厳しい世相にときめきを、今こそ芸術家の出番。
人にときめきを伝えられる芸術作品には、必ず社会を精神的によい方向へ引っ張っていく力がある。それは一種の宗教的なもの、芸術家もまた祈りを込めて作品に向かっている.....。「厳しい世にこそ芸術が社会貢献すべき」と語る、東京藝術大学第九代学長、金工作家の宮田亮平さん。
伝統と革新、学長と作家その十字路に立ち、ときめきの在り処を見つめています。
