
お仏壇づくりの基本となるのは「木」。漆と金箔に代表される伝統的な金仏壇には、杉、檜(ひのき)、松が、木の本来の持ち味を生かした唐木仏壇には、堅く木目の美しい黒檀(こくたん)や紫檀(したん)が用いられています。黒檀や紫檀の銘木は東南アジアが産地で、「唐の国の木」と呼ばれ、日本でも古くから珍重されていました。唐木仏壇という呼び名はここからきています。
しかし、同じ種類の木材でも産地によって、また使用する部分によっても品質が異なります。さらにどの銘木を主材に用い、どの工法でつくったかによって、お仏壇の耐久性に大きな差がでます。
はせがわのお仏壇の主材は、世界の銘木から吟味し、さらにお仏壇を手がける職人の目に適ったものが用いられています。
黒檀は極めて堅く、水に沈むほど緻密で重厚な素材。木のダイヤモンドと言われるほどの逸材です。なかでも縞目の出た縞黒檀と呼ばれるものが価値が高いとされ、お仏壇やお仏具に重宝されています。磨き込むほどに輝きを増し、半永久的な耐久性を持ちます。
正倉院の宝物の唐木工芸に最も多く用いられていることからもわかるように、日本でも古来珍重されている銘木です。黒檀と並び、重厚かつ堅牢、力強さと気品を兼ね備えています。暗紫紅色を帯びた風合いは、年月を経ることで深い味わいのある光沢を帯びてきます。
その香りは精神を落ち着かせる作用があることで知られ、茶道や香道で古くから重用されている香木です。長い直材はほとんど存在せず、最大でも長さ1メートル、直径20センチ、その貴重さがうかがい知れます。 白檀ならではの風雅な香りが癒しの空間をつくり出します。
屋久島に自生する樹齢 1,000 年以上の稀少な杉のことを「屋久杉」といいます。その重厚かつ流れるような優美な木目は、悠久の歴史を刻んだ屋久杉にしか持ちえない凛とした趣を漂わせます。深い安らぎを与える独特の芳香は、まさに大自然の力を感じさせてくれます。
お仏壇の品質と価格は、黒檀や紫檀などの主材がどのような工法で作られているかで決まります。通常は、芯材と呼ばれる部分に天然の5~6ミリの原木をどう貼りつける(業界用語:練り)かにより、前練り・二方練り・三方練り・四方練りに分けられ、後者ほど高級になります。その他、銘木を紙のように薄くして張る突板張りや、木目模様を印刷する転写印刷など、低コストの工法もありますが、耐久性は低くなります。
お仏壇は永く使用するものです、品質や耐久性なども選択の重要な要素です。
はせがわのお仏壇に用いられている厳選の高級素材について
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